災害応急活動支援システム「多助」に係るソフトウェアの提供について
災害応急活動支援システム「多助」(以下「多助」という。)につきましては、これまで当センターが運用して参りましたが、平成30年4月1日からは、市町村又は消防本部が単独又は共同して運用される場合に「多助」のソフトウェアを提供することにいたします。この場合、「多助」利用申込書を提出していただき、無償で提供します。
「多助」をご利用いただくには、次に掲げるサーバ等のハードウェアの整備やドメイン取得等の手続き、ソフトウェアのインストール作業等が必要となります。
なお、これらの設備等は、自ら保有して運用するオンプレミス形式のみならず、レンタル等の方法で調達し運用する方法や業者に委託する等の方法であっても、市町村又は消防本部が運用主体となる限り、差し支えありません。
①、②、③の仕様は、利用するスマートフォン等の端末台数を1,000台と想定した場合です。端末台数がこれ以外の場合は、問い合わせください。
① アプリケーションサーバ(HPE DL120 Gen9 E5 v4 8SFF SASモデル相当)(注1)
② データベースサーバ(HPE DL120 Gen9 E5 v4 8SFF SASモデル相当)(注1)
③ Proxyサーバ(HPE DL120 Gen9 E5 v4 8SFF SASモデル相当)(注1)
④ WindowsPC(本部PCで利用、Android系スマートフォンアプリケーションソフトウェア(以下「アプリ1」という。)の構築、サーバドメイン書換えとインストール用パソコン。)
⑤ Apple社製MacPC(iOS系スマートフォンアプリケーションソフトウェア(以下「アプリ2」という。)の構築、サーバドメイン書換えとインストール用パソコン。)
⑥ 緊急信号表示器(注3)
インターネット回線
① スマートフォン
次のOSを搭載しているスマートフォンでの利用が可能です。
フィーチャーフォン
次の要件を満たすことが必要です。
ア) サーバOS
Red Hat Enterprise Linux(RHT6.5)またはCentOS6.5を推奨
イ) Proxyサーバ及びアプリサーバ用ミドルウェア
ウ) DBサーバ用ミドルウェア
① サーバドメインの取得
② サーバのSSL認証取得
③ Apple社と開発メンバーシップの登録に際し、証明書取得、デバイス登録
④ Google社とGoogle Playデベロッパーコンソールアカウントの登録に際し、プロジェクト登録、APIキー(証明書)取得
⑤ ゼンリンデータコム社と地図データ配信サービス「いつもNAVI API3.0」の契約
「多助」を利用される場合には、利用規約を作成することをお勧めします。
なお、センターが使用した「多助」利用規約を参考に掲載しています。
「多助」の基本的なシステム構成は、次図のとおりです。
商標または登録商標について
「多助」は、(一財)消防防災科学センターの登録商標です。
本サイトに掲載されている商品またはサービスなどの名称は、各社の商標または登録商標です。